悩んでいる就活生「また面接で落とされてしまった。志望業界を絞って就活しているのに全然うまくいかないし、もう就活は無理だよ、、、」
今回はこんな悩みに対して答えます。
目次
就活がうまくいかないと視野が狭くなる
「もう就活は無理だ、、、」と感じている方はいませんか?
就活を続けているとどこかのタイミングでこんな気持ちになることはよくあります。何をしても就活がうまくいく気がしない、もう無理に決まっている、、、。
でも安心してください。あなただけの悩みじゃなくて、多くの人が抱えている悩みです。
僕自身も就活をしていたとき、このように悩んだ時期があります。実は、このように悩んでいる時期って視野が狭くなりがちなんですね。なので、周りが見えなくなって余計に負のループにはまってしまいます。
今回は、上記の悩みを抱えている人向けに、以下の内容でお話をしたいと思います。
・視野を広げるための行動
・視野を広げれば状況が変わる
就活で悩んでいる人の特徴
まず、就活で悩んでいる人がどのような特徴を持っているかを紹介します。
今、悩んでいる人は以下の要素が自分に当てはまっているか確認してみてください。
・大企業しか見ていない
・友人と比較している
これらに共通するのは視野が狭く自分を客観視できていないということです。
1つの業界しか見ていない
まず1つ目の特徴は、1つの業界しか見ていないという学生です。
心当たりありませんか?
もちろん志望の業界があることは良いことです。でもその業界が本当にやりたいことなのか、自分に合っているのかは中々判断できません。
にもかかわらず、あやふやな志望動機で1つの業界に拘り続ける人がいます。このような状況だと、苦しい状況から抜け出せない場合が多いです。
かつての僕も同じ状況でした。当時はコンサル会社を志望していたのですが、今思うと明確な動機もないままに固執してエントリーしてました。結果は全落ち、メンタルが崩壊しかけたのを今でもよく覚えています。
あくまで経験側ですが、うまくいかない業界に固執していると状況はあまり改善しません。
大企業しか見ていない
大企業しかエントリーしない学生も多いです。
基本的に大企業は学生のエントリー数が多いので、選考を通過して内定を獲得するのは難しいです。
面接に進むどころか書類審査で落とされてしまう学生も中にはいるでしょう。こうなると、ひたすらにエントリーして失敗するというループが続いていくわけで、心中穏やかではありません。
友人と比較している
これもあるあるです。つらいときは友人に相談しがちになるものの、その友人の就活がうまくいってると、どうしても自分の状況と比較して落ち込みがちです。
自分の就活に関して友人は関係ないので、比較をすること自体がおかしな話ではあります。ただ、頭ではわかっていても、どうしても感情面で比較してしまうのが人間です。
僕も就活の状況を友人と共有していて、有名企業のインターンに合格した話や早期選考で既に内定をもらった話を聞いて内心すごく落ち込んでました。
視野を広げるための行動
さて、これまでに就活で悩んでいる人の特徴を3つ挙げました。
これらに共通するのは、視野が狭く自分を客観視できていないということです。
そこで、次は視野を広げるためにどのような行動をとればよいのかということについて説明します。具体的には以下の3つになります。
・中小・ベンチャーなどの企業にも積極的にエントリーする
・OB訪問で色々な社会人の話を聞く
・友人との連絡を控える
違う業界の企業にエントリーする
1つの業界に絞って苦戦している人がまず試すことは、違う業界の企業にもエントリーしてみることです。
あなたが現在志望している業界は、もしかしたらあなたに合っていない可能性があります。そのような人が別業界の企業を受けてみると、すんなり内定をもらえたりすることがあります。
学生の視点で、完璧に自分に合った志望業界を見つけるのは不可能に近いです。苦戦している時こそ、思い切って別の業界にも目を向けてみてください。
一気に視界が開ける可能性があります。
中小・ベンチャーなどの企業にも積極的にエントリーする
大企業ばかり受けている人は、中小やベンチャー企業にも目を向けてみてください。
これらの企業は雰囲気が大企業とは異なっており、それが肌に合う就活生もいると思います。会社の人が魅力的だったり事業内容に惹かれたりと、大企業より面白いと感じる場合があります。
また、中小・ベンチャーの方が選考stepが短い場合が多かったり、書類選考が比較的緩くて面接に進めることができるなど、選考対策の面でも有益です。
OB訪問で色々な社会人の話を聞く
OB訪問をして色々な社会人の話を聞くことも、あなたの視野を広げてくれます。
やはり、実際にどのような仕事をしているのかは社会人に聞いたほうが早いですし、OB訪問だと企業説明会などと違って、会社の内情など深い内容を喋ってくれる傾向が高いです。
また、実際に会ったOBの人が魅力的で、その会社を志望するということも良くあります。
例えば、僕はコンサルでOB訪問をした人はあまり印象が良くなかったのですが、広告や商社に勤めている社会人にOB訪問させてもらうと、非常に魅力的に感じました。結果、それらの業界にもエントリーしてみたところ、最終的に商社に就職することになりました。
このようにOB訪問で社会人と話すことは一気にあなたの可能性を広げることもあります。うまくいかないと悩んでいるならば、思い切ってOB訪問をしまくるというのも手です。
友人との連絡を控える
就活中は友人との連絡を控えるというのも有効です。
そうすれば、友人の状況など余計な雑音が入ってくることがないので、自分の就活にのみ集中できます。
他人との比較をしなくなって、純粋に自身の就活の事だけを考えると、思考が深まり視野も広くなると思います。友人と比較して、やっぱり大企業しか受けない!みたいになることを避けられますからね。
ぼっち就活に悪いイメージを抱く人もいるかもしれませんが、むしろメリットも多いです。気になる人は「就活は”ぼっち”でも大丈夫?【全然問題ないです】」も読んでみてください。
視野を広げれば状況は変わる
いかがだったでしょうか。
今回は就活が無理だと思ってる人向けの話をしました。
大体の場合、就活で悩んでいる人は視野が狭くなりがちです。他の可能性に気づけば、一気に状況が好転することもしばしばあります。
なので、記事で挙げたような傾向に自分が当てはまるなと思ったら、ぜひ状況を打破しようとトライしてみてください。その際には紹介した行動をまずとってみることをおすすめします。
就活はメンタルによる部分も大きいです。視野を狭くせず、自分の可能性を常に探りながら進めていけば必ず結果はついてきます。
今回はこれで終わりです。