今回はこのような悩みに答えます。
目次
OB訪問って何?
OB訪問とは、大学のOB・OGに会って仕事の話を聞くことを言います。
現在では、社会人と会って話を聞くことを広くOB訪問と呼びます。
このOB訪問ですが、就活を始めると良く聞くようになると思います。OB訪問50人した友達の話とかを聞くかもしれませんが、実際に行ったほうが良いのでしょうか?
結論から言うと、OB訪問は絶対にするべきです。
OB訪問の経験がない学生からすれば、説明会や資料で会社内容は分かるし、座談会などで社員とも話せるから問題ないじゃんと思うかもしれません。
しかし、OB訪問にはこのような企業主催のイベントでは得られないメリットがあります。以下で詳しく説明していきます。
OBをするべき理由
OB訪問をするべき理由は主に次の3つになります。
①説明会や資料にはない情報が入手できる
②会社でどのような人が働いているか確認できる
③選考で有利に働く場合がある
順に説明していきます。
①説明会や資料にはない情報が入手できる
OB訪問では説明会などでは聞けないような情報を聞くことができるというメリットがあります。
もちろん、企業の説明会や座談会などで社員と話す機会はありますが、基本的に人事に頼まれて出席しており、事前にこれは言わないでくれなど頼まれていることが多いです。
それに対し、OB訪問は基本的に社員本人の意思でやってくれるので、社内のぶっちゃけ話やデメリットなど深い話をしてくれる場合が多いです。
例えば、どこの部署に配属されると仕事が激務だよ、などの情報です。学生としては判断材用が増えるので嬉しいですよね。
また、個人的に仲良くなればその後もサポートしてもらえたりもするので、少なくとも第1志望の企業にはOB訪問を行うべきでしょう。
②会社でどのようなタイプの人が働いているか確認できる
これも重要で、会社でどのようなタイプの人が働いているのか知ることで自分がやっていけるかどうか想像できます。
例えば複数人OB訪問して、全員がゴリゴリの体育会系だったら、その会社の雰囲気は何となくわかりますよね。そこに、程よく働きたいと思っている人が入社すると周りと合わずにしんどい思いをする可能性があります。
もちろん社員も色々な人がいますが、複数人にOB訪問をすることで、どのようなタイプの人が多いのか傾向は分かります。
僕はとあるコンサル企業で数人OB訪問をしたのですが、話したときの感じなどからどうにも合わなさそうだなと思って志望をやめました。
それに対し、今の会社の人にOB訪問した時は、全員が話していて魅力的に感じ志望することにしました。結果、人間関係にも満足しているので、やはりOB訪問は重要です。
③選考で有利に働く場合がある
就活生にとっては大きなメリットになると思いますが、OB訪問をすることが選考に有利に働くことがあります。例えばこのような業界ではOB訪問が重視されます
・BtoBのビジネスで、仕事のイメージが湧きづらい
・業界内でそれぞれの会社のビジネスモデルにそれほど違いがない
要するに、仕事のイメージがつかなかったり他者との業務の違いがあまりない会社だと、なぜ自社なのかという理由を求めるのです。
代表的な例は商社ですね。ここは、会社自体がOB訪問をすすめています。
このようにOB訪問がある意味、必須になっている企業もあります。また、必須でなくても面接で志望動機に組み込みやすいのでOB訪問することにデメリットはないでしょう。
OB訪問はどうやってする?
これまでで、学生の皆さんはOB訪問をしたほうが良いことが分かったと思います。
そこで、次に具体的にOB訪問のやりかたを説明します。具体的には以下の3つの方法のいずれかでOB訪問をすることになると思います。
①先輩などツテを頼って行う
②大学のキャリアセンターでOBを紹介してもらう
③OB訪問アプリを使う
とはいっても、志望企業に知り合いの先輩がいなかったり、キャリアセンターにも登録してないケースもあると思います。
そこでおすすめなのが、③OB訪問アプリを使う、です。
OB訪問アプリを使うと、自分の大学以外の社会人にもOB訪問を申し込めるので、同じ大学に先輩がいない場合でもOB訪問が可能になります
僕がおすすめするOB訪問アプリは次の2つです。ぶっちゃけこの2つに登録しておけば問題ありません。
※どちらも完全無料です。
・ビズリーチ・キャンパス
僕が個人的におすすめするのがビズリーチ・キャンパスです。名前の通り、転職などで有名なビズリーチが運営しているOB訪問サービスです。
同じ大学同士でOB訪問をするとありますが、実際には違う大学のOBにもOB訪問を申し込めるので非常に有用です。また企業公認で登録している人も多く、その点についても安心です。
唯一の難点は登録できるのが一部の大学に通う学生に限られることですかね。
ただ、それを除けば非常に有益なサービスです。僕も商社のOB訪問はほぼすべて、ビズリーチ・キャンパスを使って行いました。
これも有名なOB訪問アプリですね。ビズリーチ・キャンパスと違って誰でも登録してOB訪問をすることが出来ます。
ただ、こちらでは企業の公認みたいなものはないので、本当に様々な社会人が登録しています。
個人的な感想でいうと、ビズリーチ・キャンパスの方が有名企業の登録などは強いのかなと思います。ただ、おすすめなのは間違いないです。
OB訪問をうまく活用しよう
いかがだったでしょうか。
今回はOB訪問をしようか悩んでいる学生向けに、やるべき理由を説明しました。
ただ説明会に行くだけに対して、実際に社会人の人と会って話をするとより深い情報を手に入れることが可能です。
また、企業によってはOB訪問をすると評価される場合もあるので、少なくとも第一志望の企業にはOB訪問するよう心がけましょう。
学生の皆さんはぜひ、OB訪問をうまく活用して円滑に就活を進めてください。
今回はこれで終わりです。