今回はこのような悩みに答えます。
目次
自分の強みを見つけるのに特別な経験は必要ない
就活に頻出の質問で「あなたの強みは何ですか?」というものがあります。面接だと必ずと言ってもいいほど聞かれますよね。ただ、この”自分の
強み”がなかなか見つからない!という学生がかなりいます。そのような学生の多くは以下のようなことを考えています。
・特別な経験じゃないと強みにならない
・他の就活生と差別化しなければいけない
たしかに強みとしてアピールするには、何か強烈なインパクトやオリジナリティがないと弱い気がしますよね。
ただ、このような考えは間違いです。
もちろん、上記の要素があれば武器にはなります。しかし、”自分の強み”を考えるときにこれらのことは本質的には関係ありません。
誰しも強みは持っていて、これを見つけ出して理由付けする能力が重要になります。
これさえあれば、特別な経験などなくても問題ありません。
以下でこのことについて詳しく見ていきます。
自分の強みを見つけるときの3つのポイント
では、自分の強みを見つけるときの3つのポイントについて紹介します。
ポイント
①継続的にやってきたことを考える
②弱みから考える
③志望企業の仕事に生かせるという観点で考える
以上の3つになります。順番に見ていきましょう。
① 継続的にやってきたことを考える
まず、自分の人生の中で継続的にやってきたことを考えましょう。
どんなことでも良いですし、期間も問いません。
人によって読書やスポーツ、ボランティア、習い事、色々とあるでしょう。
何かを継続してやった時点で、それは強みになります。
何事も継続すると困難な時期もあるわけで、それをどのようにして乗り越えたのかという観点で考えれば強みは見えてくるはずです。
僕の場合だと、一つは”研究”でした。
3年間の間続けましたし、拘束時間が長い中で試行錯誤を続けました。
例えばこんな経験だと”忍耐力”や”物事を最後までやり抜く力”などど強みを主張できますよね。
このように継続的にやってきたことから強みを見つければ、エピソードも既にわかっているので簡単なはずです。
② 弱みから考える
次に有効なのは”弱み”を考えてみることです。
逆転の発想ですが、弱みと強みは表裏一体とよく言いますよね。
「周りをよく観察するのが苦手」⇒「ひとつの物事に集中して取り組める」のような感じです。
人間は自分の強みに関しては意識してない人が多いですが、弱みや苦手なことはよく分かっているものです。
これより、まず弱みを考えて、そこから逆算して強みを考えてみましょう。
僕はすぐに気が散ってしまうことが弱みです笑
③ 志望企業の仕事に生かすという観点で考える
最後に有効なのは、志望企業に生かすという観点で強みを考えてみることです。
これは、自分の経験の中から企業に生かせるようなことを抽出するという感覚です。
分かりづらいので僕の例を出します。
僕は商社を志望していたのですが、海外留学もしていないし特別なリーダー経験がある訳ではありませんでした。
学科も物理学科だったので直接商社の仕事に関連してはいません。
ただ、商社の「あるビジネスを考えてマネジメントしながら進めていく」という業務に対して、「ひとつの研究計画を自分で立てて管理しながら進めた」と自分の研究エピソードを結びつけて話しました。
このように、一見関係するように見えなくても、仕事に生かすという観点で自分の経験の中から抽出することで強みとしてアピールできます。
要するにゴールありきで考えると強みを見つけやすいわけです。
自分の強みがうまく見つからない人は、志望企業の仕事内容から逆算して考えてみてください。
志望企業ごとに強みは変えても良い
さて、ここまでで自分の強みを見つける方法について話しました。
ここでアドバイスがひとつあるのですが、皆さんが考えた”自分の強み”は全ての企業で同じものをアピールしなければいけないわけではありません。
各企業ごとに求められてる資質は違うので、当然アピールする内容もそれに合わせて変えた方が良いです。
それぞれ複数の強みはあるはずなので、志望する企業ごとにうまくマッチする強みを見つけ出してアピールするように心がけましょう
まとめ:”強みを見つけ出す方法”を理解しよう
いかがだったでしょうか。今回は、自分の強みを見つける方法について解説しました。もう一度まとめると
ポイント
①継続的にやってきたことを考える
②弱みを考える
③志望企業の仕事に生かせるという観点で考える
この3つがポイントです。
大事なことは”強みを見つけ出す方法”を理解することです。
特別な経験は必要ありません。
自分のありふれた経験から、企業の仕事に生かせる強みを見つければ良いのです。
自分の強みが思い浮かばなくて悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にして考えてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回はこれで終わりです。