就活生「就職活動しているけど心がつらいな、、。思うようにいかないし、どうやって乗り切ればいいんだろう」
今回はこんな悩みに答えます。
就活がつらいのは当然
いきなりですが、就活がつらいのは当然だよねという話をします。
こんなことを言うと、「就活は楽しむものだ、つらいと思っているうちは成果が出ない」という意見が出てきますが、僕はあまり賛同できません。
といっても、これらの考えを否定しているわけではありません。むしろ正論だなと思っているのですが、どれだけの人がこの通りに自信をもって就活を楽しめるのかは疑問です。
世の中には楽しんで就活をしてるという人がいますが、ぶっちゃけ少数だと思います。ほとんどの人が、何かしら就活に悩みを抱えているはずです。
でも、この人たちをメンタルが弱い人だとは思いません。真剣に考えるからこそ不安にもなりますし、うまくいかない未来に恐怖してつらい気持ちになります。
なので、無理に就活を楽しもうとするのではなく、不安やつらい気持ちを抱えた状態でいかに乗り切るのかということが重要だと個人的に思っています。
小手先の精神論は意味がない
ここまで読むと、何か精神論的な話をしだすのかと思うかもしれないですが、違います。
むしろ、小手先の精神論を用いても効果は薄いというのが結論です。
自分も経験があるのでわかりますが、自己啓発本や就活記事を読んだところで、すぐに自分の考え方が変わるなんてことはほぼありえないです。
もちろん効果がないとは言いませんが、本を読んだ翌日から生まれ変わるなんてことはそうそう起こりません。
ならどうするか。そう簡単に自分は変わらないことを認めてしまえばいいのです。そして、それを踏まえてどのように就活を進めていくのか考えるのが重要だと思います。
就活がつらい時期をいかに耐え忍ぶか
退場しないことが重要
別の記事でも書いていますが、就活において退場しないことが非常に重要です。一時でも完全に就活しなくなると、再び行動を起こすのは困難になるからです。
マラソンと一緒で、一度完全に立ち止まると、再び走りだすのはしんどいのです。
なので、行動量を減らしてもよいので、就活自体をやめてしまうことは避けましょう。といってもただ頑張れというだけだと完全に精神論なので、ひとつおすすめの方法を紹介します。
最低限の行動をルール化する
おすすめの方法は、最低限の行動をルール化するということです。
例えば、僕は就活の後期には下記の2ルールを徹底して守っていました。
・友人と連絡を取らない
これは、そもそもエントリーをしないと内定をもらう可能性が0だし、結果がどうであれ面接を受けることは重要だと考えていたからです。だからどんなにつらい時期でも最低2社のエントリーは常にしていることをルールとしてました。
また、後者に関しては、どうしても他人との比較をしてしまうタイプだったので、友人の就活状況が分からないように一切連絡を絶っていました。年明けから就活が終わるまでの約半年、全くと言っていいほど仲の良い友人と連絡は取りませんでした。
このように自分の中でルール化して、その行動は一切の感情を排除して守るようにします。すると、ある種の義務みたいな感じが生まれて行動を続けやすいです。
この期間は、正直これだけ守っていればよいです。無理に自己分析や新しい行動をする必要はありません。自分の気持ちにも波がありますし、何かのタイミングで面接がうまくいくこともあるので、その時期が来るのを待ちながら耐え忍ぶ。
これを意識しておけば、いずれ自体が好転します。
それほど厳しい制約を課す必要はないですが、最低限就活にタッチできるようルールつくりをしてください、それができたら、つらい時にはルールだけ守っていればOKです。
いずれ耐え忍ぶ期間は終わるので、そのときにまた行動量を増やしてください。
継続することが大事
いかがだったでしょうか。
就活を楽しむというのは中々難しいものです。多くの人が苦しんでもがきながら就活を進めていくことでしょう重要なのはつらい時期をどのように耐えるかということです。
おすすめは、最低限の行動をルール化することです。
それに従うことで、完全に就活から離れることを防げます。そのあとは淡々と続ければ内定をもらえると思います。
第1志望から内定をもらうことがすべてではありません。最終的にあなたが行くことを決めた会社、というのがあなたの最善の選択になりますので、それまで耐えて進んでみてください。
今回の記事は以上です。