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すぐに実践できるグループディスカッション対策【就活】

就活生「グループディスカッションが苦手だな。どう振る舞えばよいか分からないし、周りはグイグイきて圧倒されてしまうし。何か攻略法はないかな?」

今回はこんな悩みに答えていきます。

グループディスカッションとは

最初に軽くグループディスカッションについて説明します。

グループディスカッションとは、与えられた議題に対してグループで議論をして結論を出すというワークです。

多くの企業の採用選考で用いられている方法になります。中身を詳しく見ていくと、次の2種類があります。

・ディスカッション形式・・・お題に対し、1つのグループで協力して結論を出す。
・ディベート形式・・・お題に対し、賛成と反対の2グループに分けて議論する

 

ディスカッション形式は1つのグループで話し合って答えを出す形式です。例えば、「A社の利益を上げるための施策を提案せよ」、とかですね。

一方、ディベート形式はお題に対して賛成と反対の2グループに分けて議論をする形式です。例えば「中学校の部活を廃止すべきか、否か」について廃止に賛成するグループと反対するグループで議論を交わす、とかです。

どの形式を採用しているかは企業によって異なりますが、いずれにせよ個人面接とは異なって、あなたがグループ内でどのように振る舞うかという観点で評価されます。

人によっては、このグループディスカッションが苦手で次の選考に進めないという方もいるでしょう。しかし、多くの企業は2次面接あたりでグループディスカッションを課しているので、苦手な人はきちんと対策する必要があります。

 

重要なのは議論に参加すること

ディスカッション形式とディベート形式でグループワークの進め方に多少の違いがありますが、それらについては後半で解説します。

まずは、どちらの形式でも意識しなければならないことについて説明します。

それは、ポジションを取ることです。

これを言うと、司会や書記をやる必要があるのか、と思う人もいるかもしれませんがそうではありません。グループワークの中での自分の役割を明確にするということです。

別に司会や書記でなくとも、色々な意見を出す人、議論の方向が逸れそうになった修正する人、周りの人の発言を促して議論を活発化させる人、と様々な役割ができます。この

ように自分がどのポジションでグループワークに関わるか明確にし、それを徹底してください。そのほうが面接官から見て評価はしやすいです。

個人の意見としては、司会や書記などはよほど能力に自信が無い限りは自発的にやらないほうが良いです。

議論をうまく仕切ることや、発言内容を整理して板書することは思ったより大変です。無理に立候補してうまくこなせないと、チームに迷惑をかけます。結果として個人の評価も低くなるでしょう。

グループディスカッションでは、グループの成果を最大にしようと努力できるかどうかという点が見られます。その点、ポジションを決めてその役割に徹すると、あなたの貢献が評価しやすいです。

 

グループディスカッションで気をつけること

 

これまで、グループディスカッション全体で意識することについて述べました。次はディスカッション形式とディベート形式の注意点についてそれぞれ説明します。

ディスカッション形式

・yesマンにならない

 

メンバーの意見にただ賛同するだけでは評価は上がりません。他人の意見に自分なりの考えも含めて発信することが重要です。でないと存在する意味がないですからね。別に難しいことを言おうと意識する必要はないので、他人の意見に少し別の視点を加えるだとか、小さい付加価値を与えてください。このような姿勢を持っているとよく評価されます。

・時間内に結論を出せることを意識する

 

どんなに良い議論をしていても、時間内に結論をまとめられないと評価が低くなります。

それは、社会人には時間内に成果を出すことが求められるからです。

そして、締め切りを過ぎた瞬間に多大なる信頼を失います。
これらの意識を持ちましょう。

その点で、議論を広げすぎないという姿勢も重要です。あまりに内容が広がりすぎると、結論を出すのが困難になるので、ある程度論点を絞ってしまうのが良いでしょう。このあたりを提言するのも評価が高くなります。。

ディベート形式

・相手を打ち負かすことを目的にしない

 

ディベート形式になると、たまに相手の意見全否定マシーンになる人がいます。おそらく、ディベートで勝たないといけないと思っているのでしょうが、それは勘違いです。

むしろ、そのような態度を取っていたら、ほぼ確実に落とされます。なぜなら、ディベートの目的は相手を負かすことではなく、異なる立場で意見を交わすことにより深い議論にすることだからです。

大体の場合、どちらの立場にもそれなりの理がある場合が多いです。勝敗に拘って、相手を打ち負かすことに意識すると、良い評価はもらえないでしょう。

・様々な観点から意見を出せるように意識する

 

ディスカッション形式と違い、時間内に決着がつかなくても問題はありません。
そもどちらが正しいとかではないからです。

先にも述べたように、より議論を深めていくのが目的なので色々な観点から深堀する姿勢を見せると評価されるでしょう。

グループディスカッションは攻略できる!

いかがだったでしょうか。

今回は多くの就活生が苦手とするグループディスカッションの攻略法について紹介しました。

グループディスカッションで重要なのはポジションとることです。

そして、これらのワークは学生同士の勝負の場ではないことも理解してください。ここを勘違いして、攻撃的に振る舞ったりすると評価が著しく下がります。あくまでグループの力を最大化することにいかに貢献できるかを見ているからです。

といっても、意識しただけではすぐにはできるようになりません。やはり苦手な人は練習が必要だと思うので、できれば本命の選考に進む前に、別の企業の選考などで立ち振る舞い方を試してみてください。

今回はこれで終わりです。

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