今回は、上記の悩みに答えていきます。
目次
就活においてグループ面接は必須
近頃の就活においては、どの企業も選考にグループ面接を取り入れています。
グループ面接とは、例えば面接官3人vs就活生3人というように、複数人の就活生で同時に面接を行う形式のことです。
通常の就活生1人で行う個人面接と雰囲気が違うので、苦手な方もいるのではないでしょうか?ただし、最近は選考の過程にグループ面接を取り入れている企業がほとんどなので、苦手なままにしておくとデメリットが大きいです。
そこで、今回はグループ面接が苦手な理由について深堀し、その後にグループ面接でうまく振る舞う方法を紹介します。
グループ面接が苦手な人の理由
まずグループ面接が苦手な人の理由を考えましょう。主な理由については以下になります。
①相手のペースにつられてしまう
②相手と自分を比較して焦ってしまう
③待ち時間で緊張してしまう
順に見ていきます。
①他の学生のペースにつられてしまう
一番多いのが他の学生のペースにつられてしまうことです。
個人面接と違ってグループ面接では同じ部屋に自分以外の学生がいます。当然、個性もそれぞれです。声が大きい学生、早口で喋る学生、などなど。
例えば、自分が普段はそこまで大きい声ではなく、冷静に話すタイプだとします。
しかし、グループ面接で、大きい声で感情をこめて話す学生の後に自分の順番が回ってきたらどうでしょうか?普通に考えてやりにくいですよね。
このように、グループ面接では他の学生のペースにどうしても引きずられがちです。その結果、自分も早口になったりしてうまくしゃべれなかったりと、普段の実力が出せないという事態になります。
②他の学生と自分を比較して焦ってしまう
これもあるあるですね。
個人面接だと関係ないのですが、グループ面接だとどうしても他の学生の志望動機などを聞くことになります。
当然、学生の種類は様々なので、中には海外留学だとか企業を経験しただとか、一般的に見るとすごいなと思うエピソードを持つ学生と一緒になることがあるわけです。
すると、それらの学生と比較して自分のエピソードに自信が持てなくなってしまうということがあります。
確かに、海外インターンですごい営業売上1位になりました、っていう話の後にサークル運営していましたとかだとスケールが小さく見えるかもしれません。
僕が就活中にあるコンサルのグループ面接を受けていたとき、僕以外の学生3人が全員起業しているという話を始めて、なんだそりゃという気持ちになりました。笑
③待ち時間で緊張してしまう
待ち時間で緊張してしまう人いませんか?
次に自分の番が回ってくるって考えたら落ち着かないですよね。以外にクール時間があるほうが余計緊張してしまう場合もあると思います。
個人面接だと自分しか質問されないので常に意識がそっちに向いてるけれど、グループ面接だと我に返るときがありますからね。
待ち時間をどのように使うかも重要です。
グループ面接でうまく振る舞う方法
では次に、グループ面接でうまく振る舞う方法について解説します。
①自己PR等の基本的内容は、あらかじめ準備する
②無理に目立とうとしない
③他のメンバーが話しているときの面接官を観察する。
まず、この3つのことに気を付けてみてください。以下で解説します。
①自己PR等の基本的内容は、あらかじめ準備する
自己PR等、必ず話す内容についてはあらかじめ準備してしっかりと喋れるように練習しましょう。
ここをしっかりと準備しているだけで、相手のペースにつられてうまく話せないことはほぼ無くなると思います。逆に言うと、練習して話すことに慣れていないと相手のペースに引っ張られて揺らいでしまいます。
意識しないでも、しっかりと喋れるように練習しておくことで本番でも上手くいきます。
いくら相手のペースに巻き込まれたって、呼吸できなくなる人はいないでしょう?それと同じことです。
②無理に目立とうとしない
無理に目立とうとして、自分らしさを消すのは逆効果です。
普段と違うように振る舞おうとすると必ず違和感が出ます。面接官も馬鹿じゃないので、そのような雰囲気は見抜いてきます。他の学生と比較してもしょうがないです。今の自分を素直に出しましょう。
別にすごいエピソードを持っているから就活に受かるわけではないです。
大丈夫、僕は商社を受けていましたが、英語は話せませんし留学も当然したことなかったです。
周りの学生が留学の話や海外インターンの話をする中で、淡々とお好み焼き屋のアルバイトの話をしていました。
それでも内定もらえて現在働いています。まあそんなものです。虚勢を張っても分かってしまうので等身大でいきましょう。
③他のメンバーが話しているときの面接官を観察する。
これはおすすめです。
待ち時間で緊張してしまう学生は、ぜひ面接官を観察してみてください。
というのも他の学生の話に対する反応を見ていると面接官の癖が分かるんですよね。この長さで喋ると飽きているなとか、こんな感じの話題は刺さっていないとかです。
そして、面接官に意識を向けることで自分から意識が外れるので緊張しにくくなります。僕はグループ面接のときは面接官を観察しながら、喋る長さやトーンとかを調節していました。
そんな余裕ないよって思うかもしれませんが、ぜひ試してみてください。きっと気の持ちようが変わります。
自分のペースを維持できるかが鍵
今回は、グループ面接で緊張してしまう理由とその対処法について解説しました。
個人面接とは違って他の学生がいるのでやりにくさを感じている人も多いはずです。ただ、現状多くの企業がグループ面接を課しているので避けては通れません。
大切なのは、とにかく他の学生と比較しないことです。上に挙げたことを守って自分のペースを守ることを心がけてみてください。きっとうまくいきます。
では今回はこれで終わりです。