今回は、このような悩みに答えます。
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就活中は漠然とした不安に襲われる
就活をしていると、漠然とした不安に襲われる時がありませんか?
よく分からないけど、就活を進めることが怖くなってなかなか動き出せなくなってしまう。
安心してください。そう思っているのはあなただけではありません。多くの就活生が似たような悩みを抱えています。
こうなると、なかなか行動が起こせず就活もうまくいかなくなってしまいます。問題は、恐れているもの正体がいまいちハッキリしないので対処しづらいことです。
実は、複数の要因が混じり合っているので漠然とした恐怖になってしまうんですね。
なので、個別の原因に紐解いてあげれば対処するのは難しくありません。現在、就活が怖くて悩んでいる学生の皆さんは、原因を知って個別に対処しましょう。
就活に恐怖を感じる原因と個別の対処法
就活に対する漠然とした恐怖は、次の4つの原因が混じり合って起こります。
① やりたいことがわからず、気持ちが定まらない。
② 面接で話すのが苦手
③ 他人と比較して、うまくいっていない
④ 就活で人生が決まると思っている
順番に見ていきましょう
① やりたいことがわからず、気持ちが定まらない。
まず最初が「やりたいことがわからない」です。
就活をしていても、初めから自分のやりたいことが明確に定まっている人って少ないですよね。
それ自体は当たり前のことです。ただ、軸が定まっていないと自分がどの方向に向かっていけば良いのかわからないので、恐怖を感じてしまいます。
対処法は、とにかく行動を増やすことです。
基本的に現時点でやりたいことが分からないなら、いくら自己分析をして頭の中で考えても、すぐに答えは出てきません。それより、実際に色々な業界の企業にエントリーしてみたり、インターンに参加したりする方が話は早いです。
この不安は行動量によって解決できるので、悩まずに動くことを意識しましょう。
② 面接で話すのが苦手
面接で話すのが苦手で就活に恐怖を感じてしまう人もいます。今まで同年代としか話してこなかった学生が、いきなり年上の複数の社会人に受け答えしなければいけないので大変ですよね。
正直、この対人スキルに関しては個人差が大きいとは思います。面接を全く苦に感じない人も一定数いますし、それぞれの性格によっても左右される箇所ではあります。
ただ、誰でも最低限のレベルには持っていくことができます。
答えは簡単で、回数を重ねることです。要するに面接を受ける回数を多くして練習をしましょうということですね。
就活の面接では、明るくハキハキと喋って面接官と友達にみたいになるのが目的ではありません。あくまで、聞かれたことに対して自分の考えを論理的に伝える力が重要視されてます。
したがって、練習を重ねればある程度まで改善することができます。
また、このように話すことに不安がある人は、一度内定をもらえると一気に自信がついてうまくいくことがあります。なので、ベンチャー企業などを多く受けて練習&内定を目指すのもおすすめです。
このあたりの話については「内定を”とりあえず”もらうべき3つの理由【具体的な行動も解説】」で説明しているので、そちらも参考にしてみてください。
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③ 他人と比較して、うまくいっていない
他人と比較してしまうのもあるあるです。
「友達は人気企業に内定をもらっているから、自分も人気企業に就職しないと置いていかれてしまう」
こんな焦燥感に駆られてしまうのが原因です。
ただ、就活はあくまで自分の未来を決めるためのものです。友達と比較してもしょうがないので、気にしないようにしましょうと言うしかないです。
どうしても他人と比較してしまう人は”ぼっち就活”をしましょう。
これについて詳しくは「就活は”ぼっち”でも大丈夫?【全然問題ないです】」に書いてあるので、そちらも読んでみてください。
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④ 就活で人生が全て決まると思っている
最後が、「就活で人生が全て決まる」と思っていることです。
「良い企業に入れなかったら、お先真っ暗」なんて思っている学生が多いのは事実です。
ただ、これはあくまで学生視点なので、本当に事実無根です。
もちろん就職する会社によって人生は影響を受けますが、それだけで全てが決まるなんてことはありません。今の時代、転職は珍しいことでもありませんし、キャリアを変えようと思ったらいくらでも可能です。
なので必要以上に恐れるのはやめましょう。
恐怖で行動できなくて、後悔してしまう方がよっぽど人生に悪影響です。
とにもかくにも動き出すことが大切です。
動き出さなければ状況は好転しない
さて、ここまで就活に恐怖を感じる原因について解説しました。
重要なのは、これを知ったあとで実際に動き出すことです。
いくら原因を知っていても、行動をしなければ恐怖は消えていかないですからね。
ある程度、どのように就活を進めていけば良いのか分かってくれば恐怖も薄まるはずです。
大抵の恐怖は自分が何をしたら良いのかわからないことによります。
原因がわかったら、それを解決するためにすぐに行動を起こしましょう。
まとめ:恐怖の原因を知れば動き出せる
今回は、就活に恐怖を感じる原因について解説しました。
漠然とした恐怖は、主に4つの原因から起こります。
① やりたいことがわからず、気持ちが定まらない。
② 面接で話すのが苦手
③ 他人と比較して、うまくいっていない
④ 就活で人生が決まると思っている
これら個別の原因に分解してしまえば、対処は可能なはずです。原因を理解したら、まずは動き出しましょう。
行動を起こさなければ、何も状況は変わりません。しかし、一度走り出せば、後は何とかなることが大半です。
就活で全てが決まるわけではありませんが、その後の人生に影響を与えるもの事実。ぜひ頑張って行動をしてください。
今回はこれで終わりです。