就活生「いざ就活を始めたけれど、具体的にどのように行動したらいいのかな?とはいえ時間は無駄にしたくないし、最初にやってはいけないことがあるなら知っておきたいな」
このような質問に答えます。
目次
就活に使える時間は限られている
いざ就活を始めると、なかなか就活だけに集中できるとは限りません。
大学の授業に出席しなければならなかったり、あるいは理系なら研究室等で時間を取られたりするからです。
したがって、就活はその限られた時間をどれだけ効率的に使うかということに大きく左右されます。
しかし、多くの学生は就活を始めた際にあまり意味のないことに限られた時間を消費している場合が多いです。
本記事では就活初期にやりがちだけど、実際はやってはいけない事を紹介します。就活生の皆さんは、ぜひ自分が次に述べる行動をしていないかどうかチェックしてみてください
就活初期にやってはいけない4つのこと
就活において、主に下記の4つの無駄な行動に時間を取られている人が多いです。
・自己分析に時間をかけすぎる
・ひとつの業界に拘り過ぎる
・友人と頻繁に情報交換する
合同説明会に行きまくる
思い当たる人は多いのではないでしょうか。
はっきり言って合同説明会は行く意味がないです。
というのも、今の時代では各業界の特徴や企業等の情報はインターネットで容易に検索できますし、個別の企業についての詳細な情報は、自社説明会に行けば手に入ります。
大半の就活生が足を運ぶので、何となく行きがちですか、目的をよく考えてください。
就活のスタートを切るという意味では1回くらいは行っても良いですが、何度も足を運ぶのは時間の無駄です。それをするくらいなら、自分で情報を収集して勉強する習慣をつけることのほうが効果的です。
自己分析に時間をかけすぎる
これも就活生が初期にやりがちな行動です。
就活を語るうえで、必ず登場するのが自己分析です。自己分析とは、自分の過去の経験などを深堀して、自分に合う業界や会社を探すという行動ですが、多くの人がこれに時間をかけすぎです。
正直、就活生が行う自己分析は、その大半が精度が高くないのです。
というのも、「自分の本当にやりたいこと」という答えの分からないものを導くほどの鮮烈な経験を持っている人は限られるからです。よほどユニークな経験を持っている、もしくは人生について良く考えてきた人でない限り、自己分析をしたところで自身の本当にやりたい仕事を見つけられる可能性は低いです。
そのような精度の低い自己分析に貴重な時間を投資するより、直感で良いので気になった業界・企業に自分の経験がどのようにつながるのかを考えたほうが効率が良いです。
ゴールが定まっていれば思考の整理はしやすいはずで、このようにして考えた仮説を実際の面接等を通して検証していくというプロセスの方が効率的です。
もちろん最初に最低限の自己分析を行っても良いですが、程々にしてください。あとは実際の行動の中で、修正していくことをお勧めします。
ひとつの業界に拘り過ぎる
これも重要で、初めから業界を絞りすぎないほうが賢明です。
なぜなら、ひとつの業界に拘り過ぎて、あとから他に気になる業界が出てきたときに手遅れという事態になりかねないからです。
もちろん確固たる信念があるのなら良いですが、往々にして人の気持ちは変化するものです。
最初にある程度視野を広く就活を行っていれば、自分のセンサーに引っかかる機会も多く、複数の業界を天秤にかけて検証することもできます。
しかし、あらかじめ業界を絞っていると、いざその業界以外に興味を持ったとき、時間的に厳しい状況に陥ります。
初めは視野を大きくして、徐々に狭めるスタンスで行くほうがこのような事態を防げます。
友人と頻繁に情報交換する
就活初期では、具体的にどのように行動をとればよいかわからず、ついつい友人との情報交換に力を入れがちです。
しかし、実際は情報交換という名のただのおしゃべりになっているケースが多く、時間を無駄にしています。
もちろんある程度の交流はしても良いですが、あまりに時間を割きすぎるのは悪手です。
あなたの就活に他人の就活状況など関係ないのです。就活中は友人との接触は最低限にして、なるべく自分ひとりで考える時間を確保すべきです。
無駄な行動を省いて時間を効率的に使おう
いかがだったでしょうか。
今回の記事では就活初期にやってはいけないことを4つ紹介しました。
実際これらの行動に気を付けると、かなりの時間を節約できるはずです。就活は時間との勝負でもあるので、ぜひこれらのことを意識して効率的に就活を行ってください。
今回の記事は以上です。