学生の皆さん、こんにちは。
今回は、就活をする際に直感を大事にするべきという内容についてお話しします。
というのも、就活をしていると、
・自己分析で徹底的に過去の経験を洗い出す
・↑を用いて自分との共通点を見つける
上記の手法で業界選びをしなさいって情報が多いですよね。
この人たちからすると、直感で良い悪いを判断するのが”悪”みたな風潮になっていると感じました。
ただ、今就活を終えて働き始めた段階で振り返ってみると、「直感てバカにできないよな、、」と思います。
そんな話をつらつら書いていくので、自己分析とかで悩んでいる人は気休めに読んでみてください。
直感を信じることは大事
冒頭でも述べましたが、学生の皆さんは”直感”を大事にしていますか?
例えば、会社説明会に行ったときやOB訪問をしたとき。
何となく「この会社は良さそう」or「なんか雰囲気が嫌だな」と感じることがあると思います。
そのときの直感は大事にしないと後々痛い目に合うかもしれませんよ。
というのも、その直感はあなたの20数年の人生の経験値から導き出されたものだからです。
頭で考えるでもなく、本能で判断しているんですね。
なので大概の場合において、この直感は当たると思ってください。
にもかかわらず、「自己分析ではこの業界があっているはずだから」と直感を無視して入社すると、やっぱり合わなかったなんてことになりかねません。
ただ、直感だけで全てを判断しろと言うつもりはないです。
もちろん外れる場合もあるでしょう。
僕が言いたいのは、”あなたの直感も判断材料のひとつにするべき”ということです。
最初に嫌な感じがしたら、まず本当に自分にあってるかと伺って検証する。
調べた上で問題がなさそうなら候補に含める。
こんな感じで上手に直感を利用していけば、全くのミスマッチな会社に就職するという事態は避けられるのではないでしょうか。
理由付けは後からできる
直感で企業を選ぼうなんて言うと、必ず出るであろう反論が下記です。
「直感で選ぶと理由が説明できないから落とされる」
まあ一見正しいことのように聞こえるのですが、それは違うよねと思うわけです。
むしろ、自分の直感に理由付けをして言語化することが就活だと思うからです。
就活を自己分析からスタートさせるのって非常に遠回りだと思うんですよね。
だって、過去の経験全部洗い出して自分に合う業界を見つけるって、ゴールが見えないじゃないですか。
進むべき道がわからないから、自己分析の途中で詰まってしまって延々と同じ思考を繰り返している。
これって本当に効率的なのでしょうか?
その点、直感からスタートしたらどうでしょう。
「この業界が良いな」って既に分かっているので、ゴールが見えているわけです。
なので、良いと思った業界に関連する経験だけを見つけて理由付けしてしまえば、最低限の志望動機が完成します。
あとは、実際にエントリーして面接を受けて、その仮説が正しいかを検証すれば良いのです。
絶対に後者の方が効率的だと思います。
なので、”直感だけ”で就活を進めるのは難しいですが、直感をもとにゴールを絞っておけば、後から理由付けするのはそこまで大変ではないのです。
行動しないと直感も働かない
さて、ここまで直感を大事にする必要性について書いてきました。
ただし、この直感を使うには条件があります。
それは行動することです。
会社の説明会に行く。インターンシップに参加する。OB訪問をしてみる。
何でもいいのですが、そもそも行動しないと直感は働きません。
なので、まずは行動ありきで考えてください。
初めから自己分析をしていても、正直なところ精度も高くないですし、貴重な時間を浪費するだけに終わる可能性が高いです。
就活初期って情報量が圧倒的に少ないからですね。
実際に行動して、業界・企業の良い悪いを直感レベルで判断する。
その後に自己分析も含めて理由づけするという手順で就活を進めてみてください。
確実に効率が高まるはずです。
まとめ:直感を上手に活用しよう
いかがだったでしょうか。
今回は、就活において直感は大事にするべきという話をしました。
就活を始めると、まず自己分析という風になりがちですが、自分の直感も大事にしてください。
勘違いしないで欲しいのですが、自己分析を全否定しているわけではありません。
むしろ必ず必要なものだとは思いますが、全体のバランスを考えましょうということです。
自己分析だけに傾注しすぎるのは良くないし、逆もまた然りです。
うまく直感を活用することで、就活における無駄な労力を省いてあげましょう。
繰り返し言いますが、就活において”直感”は悪ではないです。
むしろ積極的に活用していくものだと思います。
自己分析で悩んでいる人は、ぜひ今回の内容を試してみてください。
今回は、これで終わりです。