今回は、こんな質問に答えます。
目次
最後の関門:最終面接
さて、就活における最後の関門である「最終面接」。
ここまでたどり着くには、1次面接、2次面接、あるいは3次面接以上を突破する必要があり、非常に厳しかったですよね。
そんなやっとたどり着いた最終面接、何としても内定をもらいたいはずです。
そこで、この記事では、最終面接を控えた学生に向けて、以下の内容で対策方法を解説したいと思います。
本記事の内容
・最終面接前に準備すること
・最終面接で意識すること
・最終面接=意思確認の考えは危険!
最終面接前に準備すること
では、まず最終面接前に準備することを見ていきましょう。
・志望動機・自己PRなどの確認
・時間・場所の確認
こんな感じです。
当たり前かもしれないですが、基本的な志望動機や自己PRの内容は面接できちんとはなせるように準備しましょう。
また、面接の時間や場所も確認してください。本当に最終面接に遅れてしまう人もいるので、気をつけて下さい。
加えて、最終面接だけ場所が違うという場合もあるので、こちらも要注意です。
最終面接で意識すること
では次に、最終面接で意識することを見ていきましょう。以下の3つになります。
・堂々と振る舞う
・その企業が第一志望であることをアピールする
・役員の質問には謙虚に答える
順に解説していきます。
堂々と振る舞う
まずひとつ、堂々と振る舞うこと。最終面接では特にこれが重要になります。
基本的に、最終面接は部長や社長など、役員との面接となります。
そして、最終面接まで進んだ学生は、基本的に能力は評価されています。なので、あとは役員がこの学生なら会社に入って活躍してくれるかという観点で面接が行われます。
そんな場で、学生が自信なさげに話していたらどう思うでしょうか?
日々厳しいビジネスの場で戦っている役員たちからしたら、会社の未来を任せようとは思わないですよね。
ある程度の虚勢でもいいので、自信があるように振る舞ってください。
その企業が第一志望であることをアピールする
就活生は複数の企業を並行して受けていると思います。その中で、第一志望の企業もあれば第二志望以下の企業もあるでしょう。
問題は、第二志望以下の企業の最終面接に進んだ時です。
おそらく、最終面接では役員から志望順位を聞かれると思います。
その場で馬鹿正直に「第一志望は他の企業です」と答える学生がいますが、役員側からしたらどう思うでしょうか?
その学生がずば抜けて優秀なら別ですが、普通なら本気でこの会社で働きたいと思っていない学生を採用しようとは思わないはずです。
ここに関しては建前でもいいです、第一志望だと答えておきましょう。
役員の質問には謙虚に答える
これも大事です。場合によりますが、最終面接では役員から鋭い突込みが入る場合があります。
このときの反応は実はかなり重要です!
結論から言うと、役員の指摘を謙虚に受け止めつつ自分の意見を主張することを心がけてください。
突っ込まれて自分の意見を言えずに終わるのも印象が良くありませんし、たまに反論して役員とバトルを開始する学生がいるのですが、最悪です。
役員とバトルした場合、ほぼ100%落ちます。
そもそも、議論においてどちらが100%正しいというのはないですし、基本的に経験を積んでいる役員の指摘が的を得ていることが多いです。
なので、きちんと相手の意見を尊重し、間違っていたと思うところは認める。そのうえで自分の意見も主張するという謙虚さが大事です。
実際、こういう人の方が仕事しやすいですからね。
ひとつ余談を話すと、僕の友達にとても頭の回転が速くて優秀な人がいました。その人はとある有名コンサルの最終面接まで進んだのですが、最後に役員と言い合ってしまい落ちてしまったとのことです。
どんなに優秀でも、相手の意見に聞く耳持たないような態度をとると落とされますので、ぜひ謙虚さを忘れないでください。
最終面接=意思確認の考えは危険!
就活の体験談などを読むと、この会社の最終確認は意思確認だけと書いている場合があります。
これ、絶対に鵜呑みにしないでください。
もちろん、そのようなケースがあることは否定はしません。
ただ、自分の経験や周りの話を総合して考えると、最終面接でもしっかりと選考を行っている場合がほとんどです。
ネットの情報を鵜呑みにして、どうせ意思確認と準備もしないで面接に行ったらガチガチの選考で落とされたなんて話も聞きます。
変な希望は持たずにしっかりと準備をしてください。
まとめ:最後まで気を抜かずに行こう
さて、今回は最終面接の対策について話しました。
多くの学生にとっては、自分の内定がかかっているので非常に不安だと思います。
まずやることは、この記事で書いたようにしっかりと事前準備をすること。そして、面接の場では
・堂々と振る舞う
・その企業が第一志望であることをアピールする
・役員の質問には謙虚に答える
この3つを意識して、精一杯アピールしてきてください。
きっと良い結果が得られるはずです。
この記事が、すこしでも就活に不安を抱える学生の皆さんに役立てば幸いです。
今回はこれで終わりです。