今回はこんな質問に答えます。
目次
就活の失敗談には再現性がある。
就活をしていて、成功する理由は学生によって様々です。
人それぞれアピールポイントも異なりますし、どう振る舞うのが自分にとっての正解なのか見分けることは難しいです。
こればっかりは経験を重ねていくしかないと思います。
一方、失敗する理由は大体の学生で共通しています。
したがって、あらかじめ失敗するポイントを知っておくことであなたの就活の状況はかなり改善します。
今回は、僕の就活時代の失敗談をメインに話します。
ただ、これは多くの学生に共通することなので、学生の皆さんもぜひ失敗するポイントを抑えてください。
就活における8つの失敗談
では、僕の就活における失敗談について紹介します。
ポイント
① 強みばかりアピールしようとした
② 質問に詰まると愛想笑いをした
③ 面接対策をせずに挑んだ
④ 内定を持っていないのに選り好みをした
⑤ 持ち物の事前チェックを怠る
⑥ 面接で無理やり明るく振る舞おうとした
⑦ メモ帳でスケジュール管理をしていた
⑧ 志望動機を自己完結で書いていた
かなり多いですね笑 これらを順番に見ていきましょう。
① 強みばかりアピールしようとした
就活の初期は、面接官の印象をよくしようと必死で自分の強みばかりアピールしようとしていました。
でも今振り返ると逆効果でしたね。
というのも強みばかりアピールしていると、まるで自分のことを完璧人間のように話してしまうからです。
面接官からすると「そんなスーパーマンいる?笑」と思うのは当然ですね。
このように、強みばかりアピールしても逆に人間味が感じられなくなってしまいます。
適度に弱みやコンプレックスなども混ぜながら話すと、面接官の共感を得やすいです。
② 質問に詰まると愛想笑いをした
自分の癖だったのですが、特に就活初期に多くありました。
面接官に詰められてうまく答えられないと愛想笑いをしてしまっていたんですね。
これは本当に悪印象で、特に年次の高い面接官からすると媚びる態度に見えて評価が下がります。
僕自身は、面接後のフィードバックで指摘されてやめるようにしました。
その後、グループ面接などで他の学生が同じように愛想笑いをしているときに面接官の様子を伺ってみたところ、難しい顔をしている面接官が多かったですね。
少なくともポジティブな印象にはならないので、意識して愛想笑いを控えましょう。
③ 面接対策をせずに挑んだ
これも就活に迷走しているときにやってしまったことです。
なかなか面接がうまくいかなかった時期に、ネットで「面接ではありのままを見せろ」という内容の就活記事を読みました。
これを勘違いして、準備しても意味がないからアドリブで自分をアピールすることだと思って実行しました。
皆さんの想像通り、結果は惨敗でした。
ありのままを見せるのは大事ですが、自己PRや面接で喋る内容は練習をしないと上手に伝えることができません。
むしろ、事前準備は徹底的にした方が良いです。
④ 内定を持っていないのに選り好みをした
最初のうちは、本当に行きたい企業じゃなければそこまで受けなくても良いというスタンスで就活をしていました。
ただ、これは完全に間違いですね。
少なくともひとつ内定をもらうまでは、少しでも興味のある企業を受けるべきです。
内定をひとつでも貰えれば、その後の精神的な負担がだいぶ少なくなるので、志望度の高い企業にもリラックスして臨めます。
なので、とりあえず内定を確保することは重要だと覚えておいてください。
この話については、「内定を"とりあえず"もらうべき3つの理由【具体的な行動も解説】」で解説しているので、そちらも参考にしてみてください。
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⑤ 持ち物の事前チェックを怠る
持ち物のチェックは意外と怠りがちになります。
基本的に、忘れ物をしたからと言って一発アウトになることはまずないです。
もちろん、多少印象は悪くなるでしょうけれどね。
問題は、忘れ物をしたことによって本人が焦ってしまうことです。
こうなると、面接の受け答えにも精細を欠いてしまい、結果として選考に落とされるという事態になりかねません。
とにかく自分の精神を動揺させる事は徹底的に避けるべきなので、事前の持ち物確認もきちんと行いましょう。
⑥ 面接で無理やり明るく振る舞おうとした
なかなか面接に通らなかったとき、自分の意に反して極端に明るく振る舞ってみたことがあります。
理由としては、面接官と盛り上がっている学生は明るい人が多かったので、その方が印象が良いのかなと思ったからです。
結果としては、これも失敗でした。
面接官からしたら、無理してキャラを作っていることは見抜くのは簡単なんでしょうね。
ぶっちゃけ、性格を極端に変えるのは無理だと思います。
あくまで自分のキャラに合わせて、話す内容のブラッシュアップなどに注力したほうが印象も良くなるでしょう。
キャラ作りをしようとしている学生は、逆に不自然さが増すので思いとどまりましょう。
⑦ スケジュール管理が適当だった
スケジュール管理も、しっかりしないと取り返しのつかないことになります。
僕は一時期メモ帳でスケジュール管理をしていて、見事に大事な筆記テストをすっぽかすことになりました。
受ける企業が少ないうちはいのですが、徐々に忙しくなってきて予定が詰まってきたら、スケジュール帳を使わないと確実に予定を忘れてしまいます。
手帳を使ってもいいですし、今は無料アプリで優秀なスケジュール帳もあるので積極的に活用しましょう。
⑧ 志望動機を自分だけで作成した
志望動機を作成するとき、周りの人からフィードバックをもらっていますか?
僕は就活初期は、完全に一人で作成して面接を受けていました。
結果、なかなか面接もうまくいかず、2ヶ月ほどスランプで悩んだ時期があります。
その後にOB訪問などを通して意見をもらったところ、面接でもきちんと理屈立てて喋れるようになりましたし、面接官からの反応も良くなりました。
どうしても自分だけでは視野は狭くなりがちなので、他人の意見をもらうことを心がけてください。
先輩や社会人にOB訪問をして内容を確認してもらうのがベストです。
OB訪問の仕方については、「就活生のためのOB訪問解説【具体的な手順も説明】」で説明しているので、そちらも参考にしてください。
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満点の必要はなく、合格点を超えればいい
さて、就活をしているとよく完璧を目指す学生がいます。
「人並外れた経験をする必要がある」、「たくさん資格を持っている必要がある」などと思っている学生は多いのではないでしょうか?
もちろんそれらはプラス要素ではありますが、不可欠なものではないです。
あくまで就活は、合格点を超えて内定者のひとりになれば良いのです。
その中で一番になる必要はありません。
その観点でいくと、完璧を追い求めるより、失敗をしないで基準点を超えることに注力する方が効率的です。
完璧主義はやめて、内定がもらえる最低基準に自分を持っていくということを意識しましょう。
まとめ:先輩の失敗談を上手に生かそう
いかがだったでしょうか。今回は僕の就活での失敗談を紹介しました。
ただ、これは多くの学生にも共通することなので、再現性は高いと思います。
何度も言いますが、成功例は人それぞれなので、これらを真似することが必ずしもあなたにとって正解になるとは限りません。
ただ、失敗例は基本的にどの学生にも共通することです。
逆に言えばこれらのことを避ければ高評価を受けるはずです。
なので、本記事で解説した事に関して、あなたは失敗をしないように心がけてください。
今回はこれで終わりです。