今回はこんな疑問に答えます。
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資格なしでは就活は不利になる?
就活を進めていく上で”資格”がどれだけ重要になってくるのか気になっている学生は多いですよね。エントリーシートにも所持資格を書く部分がありますし、資格ゼロだと不利に感じるかもしれません。
けれど安心してください。
就活を進める上で、資格なしでも不利になることはありません。
実際に僕も就活時に持っている資格は英検3級と自動車免許だけでしたが、
自分の希望した会社に内定をもらうことができました。
資格はひとつの武器でしかなく、あなたの総合力が優れていれば内定をもらうことに支障はありません。その理由について解説するので、資格がなくて焦っている方もぜひ安心してください。
資格なしでも就活には不利にならない理由
では、資格なしでも就活には不利にならない理由について説明します。
資格なしでも就活には不利にならない理由
① 新卒採用はポテンシャル採用だから
② 内定後の研修プログラムがある
上記の2つです。順番に見ていきましょう。
① 新卒採用はポテンシャル採用だから
基本的に新卒採用はポテンシャル採用です。これはつまり、将来その学生がきちんと成長して会社に役に立つかどうかを見極めるということを意味します。
つまり、現時点での能力はそこまで重要視してないということですね。したがって、現時点で資格を保有して能力があると証明できなくても、面接で将来性有りと判断されれば内定をもらうことはできます。
資格はあくまで判断基準のひとつに過ぎないのであって、絶対要件ではありません。
実際に、有名な企業でも資格なしで内定をもらっている学生はたくさんいます。彼らは資格はなくても、将来的な自分の可能性を示すことができたので内定をもらえたのです。
なので、資格に囚われず自分のポテンシャルを示すことを意識しましょう。
② 内定後の研修プログラムがある
企業によってですが、入社後の業務で資格を取る必要がある場合もあります。ただ、その際にも通常は内定後に研修プログラムが用意されています。
つまり、就活中に資格を持っていなくとも、内定後に企業がサポートするという姿勢ができているわけです。このことからも、資格なしでも特別不利になることはないとわかります。
仮に必要なら内定後に取得すれば良いだけなので、就活中に無理して取得する必要はありません。むしろ、その時間を別のことに当てた方が内定をもらえる確率は上がります。
就活は総合力での勝負なので、仮に資格を持っていたとしても面接でのアピールが良くなかったり、志望動機が響かなかったりすればあっさりと落とされてしまいます。
力の入れどころを間違えないようにしましょう。
資格はあってもマイナスになることはない
ここまで資格なしでも就活に不利になることはないと述べてきました。ただでさえ忙しい就活中に無理して資格を取る必要は全くありません。
ただ、資格を持っていることが多少なりともプラスに働くということも事実です。
仮に自分の志望企業に関連する資格を取る余裕があるならば、取得するのは悪いことではありません。ひとつの武器にはなるので、うまく活用しましょう。
ただ、優先度を間違えないということが重要です。
先ほども述べましたが、あくまで資格はひとつの要素にすぎません。資格を取ることに力を入れすぎて、他の就活対策が適当になってしまえば本末転倒です。そこを間違えないようにしましょう。
ちなみに、どの業界でも持っていれば役に立つ資格として下記2つがあるので、まだ就活を始めていないという人は余裕があれば受験してみてください。
持っていると役に立つ資格
・TOEIC
・簿記検定
まとめ:資格にこだわる必要はない
今回は、就活で資格なしが不利にならない理由について解説しました。
資格なしでも就活には不利にならない理由
① 新卒採用はポテンシャル採用だから
② 内定後の研修プログラムがある
上記のような感じです。
企業側としては、就活生が資格を持っているかどうかをあまり重要視していないというのが事実です。もちろん、持っていること自体はプラスになりますが、無理して取るほどのリターンはありません。
必要な資格ならば、内定後に取得しても遅くはありません。
多くの企業がその方針で採用活動を行っているので、資格を持つ持たないに余計な気を使うことはやめましょう。あなた自身のアピールの仕方などを磨いていく方が、内定には近づきます。
資格なしで悩んでいる学生は、気にしないで自分なりの就活を進めていきましょう。
今回はこれで終わりです。